E3768

(−)-エピガロカテキン

≥95% (HPLC), from green tea

• 別名: (−)-cis-3,3′,4′,5,5′,7-ヘキサヒドロキシフラバン, (-)-cis-2-(3,4,5-トリヒドロキシフェニル)-3,4-ジヒドロ-1(2H)-ベンゾピラン-3,5,7-トリオール
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₅H₁₄O₇
• CAS番号: 970-74-1
• 分子量: 306.27
• MDL番号: MFCD00075939
• UNSPSCコード: 12352205
• PubChem Substance ID: 24894529
• NACRES: NA.21

特性

• 由来生物: green tea
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥95% (HPLC)
• アプリケーション: metabolomics; vitamins, nutraceuticals, and natural products
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: O[C@@H]1Cc2c(O)cc(O)cc2O[C@@H]1c3cc(O)c(O)c(O)c3
• InChI: 1S/C15H14O7/c16-7-3-9(17)8-5-12(20)15(22-13(8)4-7)6-1-10(18)14(21)11(19)2-6/h1-4,12,15-21H,5H2/t12-,15-/m1/s1
• InChI Key: XMOCLSLCDHWDHP-IUODEOHRSA-N
• 遺伝子情報: human ... CYP1A2(1544)

詳細

詳細

(−)-エピガロカテキンは、緑茶に最も豊富に認められる（約20%）主なカテキン化合物の1つであり、抗酸化活性を有します。

アプリケーション

(−)-エピガロカテキン（ECG）は、以下の用途に使用されています：

• 高速液体クロマトグラフィー（HPLC）解析における標準物質として
• 糖尿病における食後高血糖をコントロールする目的でα-アミラーゼおよびα-グルコシダーゼの活性に対するその阻害作用を解析するため
• マウス膵臓β細胞におけるフェロトーシスおよび鉄毒性に対する有効性および防御を確認するための細胞生存アッセイに
• 長期急性および慢性プリステン誘発性関節炎に対する潜在的抗炎症作用を評価するため
• 内皮細胞のin vitroでの脈管形成、増殖、および運動に対し、妊娠および授乳中のマウスを処理するため
• CD4⁺（cluster of differentiation 4）およびCD8⁺（cluster of differentiation 8）細胞の数および局在化に基づいて、妊娠および授乳中のマウス脾臓に対する作用を評価するため

生物化学的／生理学的作用

（−）-エピガロカテキン（EGC）は、MCF-7ヒト乳癌細胞におけるヘレグリンb1（HRG）誘発性遊走／浸潤に対する阻害作用を有する抗癌剤であることが示されています。また、単純ヘルペスウイルスに対する強い抗ウイルス活性も示します。

緑茶ポリフェノール。抗がん剤。EGCGよりも低い抗酸化活性を示します。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)