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アデノシン 5′-三リン酸(ATP) 二ナトリウム塩 水和物

vial of ~1 mg ATP

• 別名: ATP 二ナトリウム 水和物
• 化学式: C₁₀H₁₄N₅O₁₃P₃Na₂ · xH₂O
• CAS番号: 34369-07-8
• 分子量: 551.14 (anhydrous basis)
• EC Number: 213-579-1
• MDL番号: MFCD00150755
• UNSPSCコード: 12352202
• eCl@ss: 32160414
• PubChem Substance ID: 24895005
• NACRES: NA.26

特性

• 由来生物: bacterial (Corynebacterium sp)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥90%
• 形状: lyophilized powder
• 包装: vial of ~1 mg ATP
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: Nc1ncnc2n(cnc12)[C@@H]3O[C@H](COP(O)(=O)OP(O)(=O)OP(O)(O)=O)[C@@H](O)[C@H]3O
• InChI: 1S/C10H16N5O13P3.2Na.H2O/c11-8-5-9(13-2-12-8)15(3-14-5)10-7(17)6(16)4(26-10)1-25-30(21,22)28-31(23,24)27-29(18,19)20;;;/h2-4,6-7,10,16-17H,1H2,(H,21,22)(H,23,24)(H2,11,12,13)(H2,18,19,20);;;1H2/q;2*+1;/p-2/t4-,6-,7-,10-;;;/m1.../s1
• InChI Key: NTBQNWBHIXNPRU-MSQVLRTGSA-L

詳細

アプリケーション

アデノシン-5′-三リン酸二ナトリウム塩水和物は以下の用途に用いられています：

• 生物発光法によるATP測定の標準として
• キナーゼ緩衝液に添加し、細胞死関連タンパク質キナーゼ（DAPK2）と14-3-3-βとの相互作用の評価に
• ATP比色法の標準として

生物化学的／生理学的作用

P₂プリン作動薬であり、 Ca²⁺活性化K⁺チャネルの活性を上昇させます。ATP依存性酵素系の基質です。

アデノシン5′-三リン酸は、TNF-αの分泌を抑制し、インターロイキン-10の分泌を促進することによって、炎症反応を抑制する作用を発揮することが示されました。

アデノシン5′-三リン酸（ATP）は、生体系に存在するヌクレオシド三リン酸です。糖代謝、筋収縮、神経伝達などのさまざまな生物学的過程を制御します。この他、ATPは細胞にとって重要なエネルギー源となります。ATPの投与は、非小細胞肺癌の治療に有用な可能性があります。

数量

1本のバイアルには、約1.0 mgのATP(2.0 μmol)に相当する約1.2 mgのNa₂ATP•3H₂Oが含まれています。 実際の量はラベルに表示されています。

調製ノート

バナジウムはほとんど含まれていません。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)