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Merck

P2893

Sigma-Aldrich

JumpStart Taq ReadyMix

Complete optimized reagent for hot-start PCR at 2X concentration

別名:

hot start PCR master mix, hot start master mix, hot start taq master mix, mutiplex PCR

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About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
41106300
NACRES:
NA.55

品質水準

形状

liquid

使用法

sufficient for 100 reactions
sufficient for 400 reactions

特徴

Multiplex PCR
dNTPs included
hotstart

濃度

2.5 units/reaction (50 μL reaction volume)

テクニック

PCR: suitable

colorless

適合性

suitable for (quantitative PCR)

アプリケーション

agriculture

輸送温度

wet ice

保管温度

−20°C

詳細

JumpStart Taq ReadyMixは、JumpStart Taq DNAポリメラーゼ、純度99% dNTP、反応バッファーおよびJumpStart Taq抗体を含む、調製済み2倍マスターミックスです。Taq DNAポリメラーゼは、抗体で不活性化させたホットスタート酵素です。反応温度が一旦70°Cに到達すると、DNAポリメラーゼ-抗体複合体が解離し、Taq DNAポリメラーゼ活性が回復します。この抗体-酵素複合体により、マニュアルによるホットスタート法に比べ混入リスクが低い状態で、セットアップを容易かつ簡便に行うことができます。

アプリケーション

JumpStart Taq ReadyMixは、定量的ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)に使用されています。また、低酸素症における線維芽細胞表面アデノシン受容体(AR)の型同定に使用されています。また、次の用途にも適しています。
  • 非特異的増幅の低減を必要とするPCR増幅用
  • マルチプレックスPCR用
  • プライマーダイマーの低減用

特徴および利点

  • このマスターミックスにより、反応間の一貫性が得られます。
  • 準備時間が短縮され、複数回のピペット操作で生じ得る混入のリスクが低減します
  • 非特異的増幅および混入を最小限に抑えるように設計されています
  • 特異性および標的収量が増大します
  • プライマー二量体の量が抑えられます
  • マニュアル法やワックスホットスタート法に比べセットアップ時間が短縮されます
  • 室温でセットアップ可能です
  • ハイスループットの定量的PCRに最適です

包装

既定の反応ボリュームは50μLです。

100RXNが1X2.5mLとして包装されています。
400RXNが1X10mLとして包装されています。

その他情報

JumpStart Taq ReadyMixは、ホットスタートPCRの性能における利点と、ReadyMixの簡便性を組み合わせた調製済みの溶液です。混合液は、JumpStart Taq DNAポリメラーゼ、99%純度のデオキシヌクレオチド、および最適化された2倍の反応バッファー濃縮液を含みます。JumpStart Taqポリメラーゼは、非特異的な増幅を最小化し、ターゲットの収量を向上させるように設計された、抗体不活化ホットスタート酵素です。他のホットスタート法(化学的不活化など)とは異なり、JumpStart Taqポリメラーゼは、PCR反応の最初の変性サイクルにおいてもポリメラーゼ活性が完全に保存されるため、サイクルに先立つプレインキュベーションステップを必要としません。ホットスタートのメカニズムは、室温でのセットアップを可能にするため、ハイスループットでの用途に理想的です。50μLの反応体積を調製するためには、25μLのReadyMixをテンプレート、プライマー、および水に加え、最終反応ボリュームを50μLとしてください。
50 μLの反応の準備をするには、テンプレート、プライマーおよび水にReadyMix 25 μLを添加し、最終反応容量を50 μLとします。
この製品は定量的PCRで検証されていますが、25 mM塩化マグネシウム溶液(カタログ番号M8787)、適切な蛍光プローブ、また場合によっては内部標準色素(カタログ番号R4526)の補充が必要となることがあります。JumpStart Taq ReadyMix製品の詳細情報については、www.sigma-aldrich.com/hotstartをご覧ください。

法的情報

本製品の使用は、以下の1つ以上の米国特許および米国以外の対応する特許請求項によって保護されています:US 8,404,464およびUS 7,972,828。本製品の購入には、前述の特許請求項に基づき、限定された、譲渡できない訴訟からの免責特権が含まれます。
JumpStart is a trademark of Sigma-Aldrich Co. LLC
ReadyMix is a trademark of Sigma-Aldrich Co. LLC

保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

P2893-100RXN:
P2893-30ML:
P2893-50ML:
P2893-275UL:
P2893-VAR:
P2893-100RXN-KC:
P2893-275UL-KC:
P2893-10ML:
P2893-125ML:
P2893-30ML-KC:
P2893-125ML-KC:
P2893-20RXN-KC:
P2893-50ML-KC:
P2893-400RXN-KC:
P2893-BULK:
P2893-20RXN:
P2893-2750UL-KC:
P2893-400RXN:
P2893-2750UL:


試験成績書(COA)

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Gastrointestinal (GI) colonization of 2-day-old (P2) rat pups with Escherichia coli K1 results in translocation of the colonizing bacteria across the small intestine, bacteremia, and invasion of the meninges, with animals frequently succumbing to lethal infection. Infection, but not colonization
Diego Ottaviani et al.
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The folding of chromatin into topologically constrained loop domains is essential for genomic function. We have identified genomic anchors that define the organization of chromatin loop domains across the human major histocompatibility complex (MHC). This locus contains critical genes for
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Effects of A2BR on the biological behavior of mouse renal fibroblasts during hypoxia
Tang Jin, et al.
Molecular Medicine Reports, 11(6), 4397-4402 (2015)

資料

Learn about the history of the polymerase chain reaction (PCR), from the basic principles that proceeded its discovery to the awarding of a Nobel Prize for Chemistry and more recent developments such as real-time PCR (qPCR) and digital PCR.

Explore PCR's history, from discovery to Nobel Prize. Discover real-time PCR (qPCR) and digital PCR developments.

Real-time polymerase chain reaction allows researchers to estimate the quantity of starting material in a sample. It has a much wider dynamic range of analysis than conventional PCR

サンプル中の出発物質の量の推定を可能にするリアルタイムPCRは、従来のPCRよりもはるかに広いダイナミックレンジを持ちます。

すべて表示

プロトコル

Protocol using antibody mediated hot start polymerase. Method has short activation period (<1min), and results in higher yields and more specificity over standard PCR methods.

JumpStart™ Taq DNA Polymerase is an antibody-inactivated, hot start enzyme.

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