コンテンツへスキップ
Merck

S4264

Sigma-Aldrich

スペルミン

suitable for cell culture, BioReagent

別名:

N,N′-ビス(3-アミノプロピル)-1,4-ジアミノブタン, ゲロンチン, ノイリジン, ムスクラミン

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

化学式:
NH2(CH2)3NH(CH2)4NH(CH2)3NH2
CAS番号:
分子量:
202.34
Beilstein:
1750791
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352204
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.75

由来生物

microbial
synthetic

品質水準

製品種目

BioReagent

アッセイ

≥96%

形状

solid

テクニック

cell culture | mammalian: suitable

bp

150 °C/5 mmHg (lit.)

mp

28-30 (lit.)

溶解性

H2O: 50 mg/mL

保管温度

2-8°C

SMILES記法

[H]N(CCCN)CCCCN([H])CCCN

InChI

1S/C10H26N4/c11-5-3-9-13-7-1-2-8-14-10-4-6-12/h13-14H,1-12H2

InChI Key

PFNFFQXMRSDOHW-UHFFFAOYSA-N

遺伝子情報

human ... GRIN2B(2904)
rat ... Grin2a(24409)

類似した製品をお探しですか? 訪問 製品比較ガイド

アプリケーション

スペルミンは以下の用途に使用されています:
  • バッファーの成分として(MgSO4プロトコルの二価カチオンをスワップしてクロモゾームを無傷のまま安定に保持します
  • 劈開直後の新鮮な雲母表面の修飾
  • 敗血症マウスの生存率へのスペルミンの効果、および死に至る可能性のある全身炎症性疾患におけるスペルミンの役割研究

生物化学的/生理学的作用

スペルミンは、プトレシン、スペルミジンと共に大多数の生細胞の増殖と生存に必要なポリアミン(ポリカチオン)のファミリーです。ポリアミンは、プロテオグリカン、糖化タンパク質、核酸(DNA、RNA)などの負荷電分子と相互作用します。生体ポリアミンは、様々なレベルでのタンパク質合成の調節にみられます。この効果は、ポリアミンがtRNA、mRNA、rRNAの二次構造に結合し作用することからも説明できます。スペルミンは、核酸のらせん構造やヒストンなど糖化タンパク質のコンフォメーションの安定化にも役立ちます。スペルミンとスペルミジンは、様々な核酸トランスフェクションのプロトコールの成分として用いられます。

ポリアミン部位におけるNMDAグルタミン酸受容体アゴニスト/アンタゴニスト混合型です。高濃度(1 mM)では神経保護作用が確認されていますが、低濃度では神経毒性が確認されています。ストリキニーネ非感受性のグリシン部位でアゴニストの効果を高めます。細胞の増殖や分化に関与しており、神経型一酸化窒素合成酵素(nNOS)を阻害します。
ポリアミン部位におけるNMDAグルタミン酸受容体アゴニスト/アンタゴニスト混合型です。高濃度(1 mM)では神経保護作用が確認されていますが、低濃度では神経毒性が生じます。ストリキニ-ネ非感受性のグリシン部位でアゴニストの効果性を高めます。細胞の増殖や分化に関与しており、神経型一酸化窒素合成酵素(nNOS)を阻害します。

関連製品

ピクトグラム

Corrosion

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Eye Dam. 1 - Skin Corr. 1B

保管分類コード

8A - Combustible corrosive hazardous materials

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

S4264-1G:
S4264-BULK:
S4264-10G:
S4264-VAR:
S4264-25G:
S4264-5G:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

この製品を見ている人はこちらもチェック

Fractionation of chromosome 15 with an affinity-based approach using magnetic beads
Vitharana S N and Wilson G S
Genomics, 87(1), 158-164 (2006)
Dong M, et al.
Journal of Immunology, 178(5), 3016-3022 (2007)
Miyuki Murata et al.
Current eye research, 42(12), 1674-1683 (2017-09-25)
Purpose/Aim of the study: To explore the possible role of vascular adhesion protein-1 (VAP-1) via its enzymatic function as a semicarbazide-sensitive amine oxidase (SSAO) in the pathogenesis of proliferative diabetic retinopathy (PDR). The levels of soluble VAP-1/SSAO and the unsaturated
Marcin Wawrzyniak et al.
Pharmacology research & perspectives, 9(4), e00837-e00837 (2021-07-22)
Asthma is a heterologous disease that is influenced by complex interactions between multiple environmental exposures, metabolism, and host immunoregulatory processes. Specific metabolites are increasingly recognized to influence respiratory inflammation. However, the role of protein-derived metabolites in regulating inflammatory responses in
Lydia P P Liew et al.
Bioorganic & medicinal chemistry letters, 23(2), 452-454 (2012-12-26)
Screening of synthesized and isolated marine natural products for in vitro activity against four parasitic protozoa has identified the ascidian metabolite 1,14-sperminedihomovanillamide (orthidine F, 1) as being a non-toxic, moderate growth inhibitor of Plasmodium falciparum (IC(50) 0.89 μM). Preliminary structure-activity

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)