SAE0094

SAvPhire^™単量体ストレプトアビジン

recombinant, expressed in E. coli, High Affinity

• 別名: mSA3
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.25

特性

• リコンビナント: expressed in E. coli
• フォーム: lyophilized powder
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C

詳細

生物化学的／生理学的作用

SAvPhire^™単量体ストレプトアビジンは、ビオチン結合ストレプトアビジンの変異体であり、天然では四量体で存在しています。 多くの単量体ストレプトアビジンタンパクは速やかな解離速度論を示すため、安定した標識方法での使用を妨げています。しかし、SAvPhire^™単量体ストレプトアビジンは四量体ストレプトアビジンと同等の解離速度を有するよう設計されています。

本製品のサイズおよび1価性により、細胞表面のラベル化および原子間力顕微鏡などのアプリケーションにおいて四量体ストレプトアビジンと比べて優位となっています。 これらの有意な点は以下のとおりです：

• ビオチン化した標的のプロービングにおいて分布または動的平衡を最小化できる
• ビオチン化分子とのプレインキュベーション段階における凝集。沈殿、交差結合のリスクを軽減できる
• 標的へのアクセスを容易にする

本製品は、ウエスタンブロッティング、免疫沈降、免疫組織化学、およびフローサイトメトリーなど、従来のビオチン結合アプリケーションで使用できます。

物性

配列には、N-末端6×-ヒスチジン-tagおよびC-末端FLAG-tagが含まれます。

再構成

本製品はPBS、pH 7.4から凍結乾燥されます。 以下のとおり水を加えることによりバイアル内容物を再構成し、4 mg/mLの水溶液にします。

• 1 mgバイアル： 水250 μLを加え4 mg/mL水溶液にします。
• 5 mgバイアル 水1.25 mLを加え4 mg/mL水溶液にします。

再構成した本製品は、さらに必要に応じて水またはPBSで希釈されます。

溶解後は、2～8℃で少なくとも1ヵ月間保存できます。 長期保存には、1回の使用量ずつに分注して-20℃で保存します。

法的情報

FLAG is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

SAvPhire is a trademark of Sigma-Aldrich Co. LLC

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable