SRP3055

ヘレグリンβ-1 ヒト

Animal-component free, recombinant, expressed in E. coli, ≥98% (SDS-PAGE), ≥98% (HPLC), suitable for cell culture

• 別名: NRG1-b1, ニューレグリン 1
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥98% (HPLC); ≥98% (SDS-PAGE)
• フォーム: lyophilized
• 有効性: ≤0.5 ng/mL
• 分子量: 7.5 kDa
• 包装: pkg of 50 μg
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: <0.1 EU/μg endotoxin, tested
• 色: white to off-white
• UniProtアクセッション番号: Q02297
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... NRG1(3084)

詳細

詳細

ニューレグリン／ヘレグリンは、選択的スプライシングを受けた遺伝子（NRG1、NRG2、NRG3、およびNRG4）由来の構造的相関性のあるポリペプチド増殖因子ファミリーです。 HRG1-β1（ヘレグリン-β1、別名：NRG1-β1）は、Ig（免疫グロブリン）ドメインと、受容体チロシンキナーゼerb3およびerb4への直接結合に必要なEGF（上皮成長因子）様ドメインを持ちます。 遺伝子HRG1-β1はヒト染色体8p12にマップされます。 組換えヒトヘレグリン-β1は、ヘレグリン-β1のEGFドメイン（65アミノ酸残基）のみで構成される7.5 kDaのポリペプチドです。

アプリケーション

ヒトヘレグリンβ-1は、ヒト皮膚線維芽細胞（hDF）の増殖を増強するために使用されています。

ヘレグリン-β1ヒトは、シュワン細胞の維持のため培養培地で使用されてきました。 P-Rex1（PI(3,4,5)P3-依存性Rac交換因子1）により促進される線維芽細胞の侵襲性を調べるために使用されてきました。

生物化学的／生理学的作用

これまでに、NRG1（ニューレグリン1）由来の可溶性・膜貫通タンパク質は14種類以上見つかっています。膜貫通NRG1アイソフォームの細胞外ドメインのタンパク質分解処理により、可溶性増殖因子が放出されます。 受容体チロシンキナーゼerb3およびerb4に結合したHRG1-β1（ヘレグリン-β1、別名NRG1-β1）は、erb3およびerb4とerb2のヘテロ二量化を誘導して内因性キナーゼ活性を刺激するため、チロシンのリン酸化が引き起こされます。 HRG1-β1の生物学的作用はまだよく分かっていませんが、乳がん細胞の運動性と侵襲性を促進することが確認されており、これも自己分泌型運動促進因子（AMF）の発現と機能の上方制御に関与している可能性があります。

シーケンス

SHLVKCAEKE KTFCVNGGEC FMVKDLSNPS RYLCKCPNEF TGDRCQNYVM ASFYKHLGIE FMEAE

物理的形状

凍結乾燥品(添加物不含)。

再構成

バイアルは開封前に遠心してください。水で濃度0.1～1.0 mg/mlに再構成します。ボルテックスはしないでください。この溶液は2～8°Cで1週間まで保管できます。長期保管する場合には、安定化剤（5%トレハロースなど）を含むバッファーでさらに希釈して、使用量に分注して-20°C～ -80°Cで保管することを推奨します。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable