T8203

Anti-TUBA1A (TUBA3) Antibody

mouse monoclonal, AA13

• 別名: 抗Tuba1a, 抗チューブリン、α1A
• MDL番号: MFCD00145891
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41

特性

• 製品名: 抗α-チューブリン抗体, マウスモノクローナル, clone AA13, purified from hybridoma cell culture
• 由来生物: mouse
• 品質水準: 200
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: purified immunoglobulin
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: AA13, monoclonal
• フォーム: buffered aqueous solution
• 分子量: antigen ~50 kDa
• 交差性: human, rat, mouse
• 包装: antibody small pack of 25 μL
• 強化検証: independent; Learn more about Antibody Enhanced Validation
• 濃度: ~2.0 mg/mL
• テクニック: immunocytochemistry: suitable; immunohistochemistry: suitable; immunoprecipitation (IP): suitable; indirect ELISA: suitable; western blot: 1-2 μg/mL using Neuro-2a cell extract
• アイソタイプ: IgG1
• UniProtアクセッション番号: Q71U36
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... TUBA1A(7846) ; mouse ... Tuba1a(22142) ; rat ... Tuba1a(64158)

詳細

詳細

チューブリンα1a（TUBA1A）は、α-チューブリン遺伝子ファミリーのメンバーです。ヒト染色体12q13.12にマッピングされている遺伝子にコードされています。チューブリンα1aは微小管の重要な構造サブユニットであり、ニューロンの発生過程において、ほぼすべての分裂後期ニューロンに一時的に発現しています。
コードされるタンパク質は、α-ヘリックスに取り囲まれた2つのβ-シートで構成されるコアを含みます。TUBA1Aの特徴として、N末端ドメインにグアニンヌクレオチド結合領域があり、中間ドメインがプロトフィラメント間の接触を担い、C末端ドメインに微小管結合タンパク質（MAP）や、キネシン、ダイニンなどの分子モーターとの相互作用を担う領域があります。

マウスモノクローナル（マウスIgG1アイソタイプ）抗αチューブリン抗体は、ラット脳チューブリンで免疫したBALB/cマウスの骨髄腫細胞と脾細胞を融合させたハイブリドーマAA13に由来します。

免疫原

ラット脳チューブリン

アプリケーション

マウスモノクローナル抗α-チューブリン抗体はウェスタンブロッティングに用いられています。

本抗体は免疫沈降法、免疫細胞染色、免疫組織染色を含む種々の免疫化学的方法に用いられてきました。

生物化学的／生理学的作用

チューブリンα-1A（TUBA1A）の遺伝子変異は、胎児における両側性傍シルビウス裂症候群、敷石様皮質異形成、小脳滑脳症に認められます。遺伝子の発現の変化は神経遊走を障害し、滑脳症（LIS）を引き起こします。

チューブリンは微小管の主要な構成単位であり、有糸分裂、細胞内輸送、鞭毛運動、細胞骨格における構造的・可動性成分です。α-チューブリンを認識するモノクローナル抗体は、他の種類のチューブリン（α-チューブリンアイソタイプI、II、III、チロシンチューブリン、アセチル化α-チューブリン）に対するモノクローナル抗体とともに、チューブリンの細胞内分布や細胞骨格の静的・動的側面を研究する上で特異的かつ有用なツールです。さらに、さまざまなタイプのチューブリンががんの過程に関与しており、がん治療の標的となる可能性が示唆されています。

ターゲットの説明

チューブリンは、ほぼすべての真核細胞に存在する円筒状のフィラメント構造です。

物理的形状

0.01 Mリン酸緩衝生理食塩水（pH 7.4）中に15 mMのアジ化ナトリウムを含む溶液。

免責事項

弊社のカタログまたは製品に添付された弊社のその他の文書に記載されていない場合、弊社の製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)