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Merck

520659

Sigma-Aldrich

塩化パラジウム(II)

≥99.9%

別名:

Dichloropalladium, Palladium dichloride, Palladous chloride

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
Cl2Pd
CAS番号:
分子量:
177.33
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12161600
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.22

品質水準

アッセイ

≥99.9%

組成

Pd, 59-60%

反応適合性

core: palladium
reaction type: Buchwald-Hartwig Cross Coupling Reaction
reaction type: Heck Reaction
reaction type: Hiyama Coupling
reaction type: Negishi Coupling
reaction type: Sonogashira Coupling
reaction type: Stille Coupling
reaction type: Suzuki-Miyaura Coupling
reagent type: catalyst

mp

678-680 °C (lit.)

密度

4 g/mL at 25 °C (lit.)

SMILES記法

Cl[Pd]Cl

InChI

1S/2ClH.Pd/h2*1H;/q;;+2/p-2

InChI Key

PIBWKRNGBLPSSY-UHFFFAOYSA-L

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詳細

塩化パラジウム(II)(PdCl2)はCO雰囲気中で非置換又はアルキル置換環状ケトンと反応し、非環状ジエステルと非環状クロロ置換モノエステルを生成します。PdCl2はメタノール中でN,N-ジメチルアリルアミンと反応してジ-μ-クロロ-ビス(2-メトキシ-3-N,N-ジメチルアミノプロピル)ジパラジウム(II)を生成します。[bmim][BF4]又は[bmim][PF6] ([bmim]+ =1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムカチオン)イオン液体中の二塩化パラジウム、酢酸、アセチルアセトナートが、オクタ-2,7-ジエン-1-オールを生成するブタジエンの水素二量化に用いられています。

塩化パラジウム(II)は、酸化剤ならびに鈴木・宮浦反応および溝呂木・ヘック反応の触媒として使用されます。

アプリケーション

Application Guide for Palladium Catalyzed Cross-Coupling Reactions

配座エネルギーが最小で、ほとんど平面のポリピロール骨格を持つ半導性金属含有ポリマーの合成に使用されます。
塩化パラジウム(II)(PdCl2)は以下の研究に使用されました:
  • 有機テルル化物の一酸化炭素との反応によるカルボニル化の触媒として
  • フェネチルアミンのフェニル置換ピロールへの脱アミノ化においてCu(II)とともに触媒として。
  • PEG 300と併用して、塩化アリールとアリールボロン酸の効率的な鈴木カップリングを促進。
小規模および高スループット用途には、ChemBeads(919853)としても入手できます。

ピクトグラム

CorrosionExclamation markEnvironment

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Acute 1 - Aquatic Chronic 1 - Eye Dam. 1 - Met. Corr. 1 - Skin Sens. 1

保管分類コード

8B - Non-combustible corrosive hazardous materials

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

520659-VAR:
520659-BULK:
520659-25G:
520659-1G:
520659-5G:
520659-100G:


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Room-Temperature Ionic Liquids. Solvents for Synthesis and Catalysis.
Thomas Welton
Chemical reviews, 99(8), 2071-2084 (2002-02-19)
Journal of the American Chemical Society, 126, 12046-12046 (2006)
Palladium (II) Chloride
Tsuji J and Sridharan V
eEROS (Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis) (2001)
Yuka, Kawashita; et al.
Tetrahedron Letters, 47, 4231-4233 (2006)
Oxadiazoline and Ketoimine Palladium (II) Complexes as Highly Efficient Catalysts for Suzuki--Miyaura Cross-Coupling Reactions in Supercritical Carbon Dioxide
Fernandes RR, et al.
Advanced Synthesis & Catalysis, 353(7), 1153-1160 (2011)

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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