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Merck

809977

Sigma-Aldrich

ビニレン カルボネート

battery grade, 99.5%, acid <200 ppm, H2O <100 ppm

別名:

1,3-ジオキソール-2-オン, VC

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C3H2O3
CAS番号:
分子量:
86.05
Beilstein:
105683
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352108
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.23

グレード

battery grade

品質水準

詳細

Moisture: <10 ppm
Acid content: <10 ppm

アッセイ

99.5%

フォーム

liquid

不純物

≤100 ppm H2O
≤200 ppm acid

屈折率

n20/D 1.421 (lit.)

bp

162 °C (lit.)

mp

19-22 °C (lit.)

密度

1.355 g/mL at 25 °C (lit.)

アプリケーション

battery manufacturing

SMILES記法

O=C1OC=CO1

InChI

1S/C3H2O3/c4-3-5-1-2-6-3/h1-2H

InChI Key

VAYTZRYEBVHVLE-UHFFFAOYSA-N

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詳細

無水ビニレンカーボネート(VC)は、沸点が162°Cと比較的高い、無色透明の液体です。極性が高く、さまざまな有機および無機化合物に対して優れた溶媒であるため、さまざまな化学反応やプロセスでよく使用される溶媒です。電気化学的に、VCはリチウム金属アノード上で低いアノード電位で分解し、ポリマー種を形成して、多くの場合、望ましい固体電解質界面をもたらします。

アプリケーション

VCなどのアルキルカーボネートは、 リチウムイオン電池電解液の溶媒として よく使用されます。水分 (<10 ppm)と酸(<10 ppm)の含有量を最小限に抑えた高純度のバッテリーグレードの電解質を使用することは、 これらの電池で最適な電気化学的性能を達成するために重要です。VCは、 電気化学的に活性であり、リチウム金属アノード上で低いアノード電位で分解し、 ポリマー種を形成して、多くの場合、 望ましい固体電解質界面をもたらします。したがって、電池の性能と安定性を向上させるために リチウムイオン電池の電解質組成において、 エチレンカーボネートやプロピレンカーボネートなどの他のカーボネート溶媒とともに 共溶媒として一般的に使用されています。

特徴および利点

メルクの電池グレードのVC添加剤は、電池の性能、安定性、安全性を改善します。
✔ アノード性能を改善
✔ 安定したSEIを形成
✔ サイクル寿命を延長

その他情報

取扱いおよび保管:
これらの添加剤は、水分含有量が少量です(100 ppm未満)。不活性で湿気のない環境(グローブボックス)で取り扱ってください。容器は密閉してください。熱および発火源から遠ざけてください。涼しく乾燥した場所に保管してください。酸化剤と一緒に保管しないでください。

法的情報

MU Ionic Solutions Corpの製品です。

ピクトグラム

Skull and crossbonesHealth hazardCorrosionEnvironment

シグナルワード

Danger

危険有害性の分類

Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 2 - Eye Dam. 1 - Skin Irrit. 2 - Skin Sens. 1 - STOT RE 2 Oral

ターゲットの組織

Liver,Stomach

保管分類コード

6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects

WGK

WGK 3

引火点(°F)

176.0 °F - closed cup

引火点(℃)

80 °C - closed cup


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

消防法

第4類:引火性液体
第三石油類
危険等級III
非水溶性液体

Jan Code

809977-25G:
809977-VAR:
809977-500G:
809977-BULK:


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Birrozzi A, et al.
Journal of Power Sources, 294, 248-248 (2015)
Zhang S.
Journal of Power Sources, 162, 1379-1379 (2006)

資料

クエット-テイラー流反応装置によるリチウムイオン電池用正極材料の製造について解説いただきました。

Experts discuss challenges and production processes of nickel-rich layered oxide cathode materials in energy storage systems.

Due to the adverse impact of the continued use of fossil fuels on the earth’s environment and climate, researchers have been asked to develop new approaches for producing power using renewable sources like wind and solar energy

スケールアップ可能なポリアニオン系正極材料(リン酸塩)の合成法と、ナノ構造LMP正極材料の電気化学的性質について紹介します。

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