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由来生物
rat
品質水準
抗体製品の状態
purified antibody
抗体製品タイプ
primary antibodies
クローン
MC-631, monoclonal
化学種の反応性
human
化学種の反応性(ホモロジーによる予測)
mouse
テクニック
flow cytometry: suitable
immunocytochemistry: suitable
immunofluorescence: suitable
immunohistochemistry: suitable
アイソタイプ
IgMκ
輸送温度
wet ice
ターゲットの翻訳後修飾
unmodified
詳細
Stage-specific embryonic antigen 3 (SSEA-3)は、スフィンゴ脂質につながっている5つの炭水化物単位で構成されるスフィンゴ糖脂質です。スフィンゴ脂質は、細胞シグナル伝達における中心的存在です。SSEA-3は、幹細胞(ESC、MSC、iPSC、CSC)の分化のマーカーとしてよく知られており、細胞が分化を開始するとSSEA-3は急速に消滅します。
特異性
ヒト奇形腫幹細胞(EC)、ヒト胚性生殖細胞(EG)およびヒト胚性幹細胞(ES)の表面で発現する、ステージ特異的胎児抗原-3(SSEA-3)と反応します。未分化のマウスEC、ESおよびEG細胞では免疫反応性が明らかではありません。SSEA-3の発現は、ヒトEC細胞の分化後にダウンレギュレートされます。対照的に、マウスECおよびES細胞の分化は、SSEA-3発現の増加に付随して生じる場合があります。
免疫原
4~8細胞期のマウス胚。
アプリケーション
この抗ステージ特異的胎児抗原3抗体、クローンMC-631は、ステージ特異的胎児抗原3の検出に関して、フローサイトメトリー、免疫細胞染色、免疫蛍光染色、免疫組織染色での使用が検証されています。
免疫細胞染色:10µg/mLで使用、H9細胞でStage-specific embryonic antigen 3を検出できます。
免疫細胞染色:蛍光免疫細胞染色により、T
細胞由来iPSC(TiPSC)におけるSSEA-3免疫反応性を検出できます(Kishino, Y., et al. (2014)。PLoS One.9(5):e97397)。
免疫細胞染色:蛍光免疫細胞染色により培養HCT116大腸がん(CRC)細胞においてSSEA-3陽性がん幹細胞(CSC)の存在を検出できます(Suzuki, Y., et al. (2013)。Int. J. Oncol.42(1):161-167)。
免疫細胞染色:蛍光免疫細胞染色により、ヒト臼歯由来間葉系間質細胞(MSC)からの人工多能性幹細胞(iPS細胞)においてSSEA-3免疫反応性を検出できます(Oda, Y., et al. (2010)。J. Biol. Chem. 285(38):29270-29278)。
フローサイトメトリー: 5つの培養大腸がん(CRC)細胞株(HCT116、Caco-2、DLD-1、HT-29、SW480)においてSSEA-3陽性がん幹細胞(CSC)の存在を検出できます(Suzuki, Y., et al. (2013)。Int. J. Oncol.42(1):161-167)。
免疫蛍光染色:凍結組織切片を用いる蛍光免疫組織染色により、正常大腸上皮において少数のSSEA-3陽性間質細胞を、大腸腺がんにおいてSSEA-3陽性がんを検出できます(Suzuki, Y., et al. (2013)。Int. J. Oncol.42(1):161-167)。
免疫細胞染色:蛍光免疫細胞染色により、T
細胞由来iPSC(TiPSC)におけるSSEA-3免疫反応性を検出できます(Kishino, Y., et al. (2014)。PLoS One.9(5):e97397)。
免疫細胞染色:蛍光免疫細胞染色により培養HCT116大腸がん(CRC)細胞においてSSEA-3陽性がん幹細胞(CSC)の存在を検出できます(Suzuki, Y., et al. (2013)。Int. J. Oncol.42(1):161-167)。
免疫細胞染色:蛍光免疫細胞染色により、ヒト臼歯由来間葉系間質細胞(MSC)からの人工多能性幹細胞(iPS細胞)においてSSEA-3免疫反応性を検出できます(Oda, Y., et al. (2010)。J. Biol. Chem. 285(38):29270-29278)。
フローサイトメトリー: 5つの培養大腸がん(CRC)細胞株(HCT116、Caco-2、DLD-1、HT-29、SW480)においてSSEA-3陽性がん幹細胞(CSC)の存在を検出できます(Suzuki, Y., et al. (2013)。Int. J. Oncol.42(1):161-167)。
免疫蛍光染色:凍結組織切片を用いる蛍光免疫組織染色により、正常大腸上皮において少数のSSEA-3陽性間質細胞を、大腸腺がんにおいてSSEA-3陽性がんを検出できます(Suzuki, Y., et al. (2013)。Int. J. Oncol.42(1):161-167)。
研究のカテゴリ
幹細胞研究
幹細胞研究
研究サブカテゴリー
細胞周期、DNA複製および修復
細胞周期、DNA複製および修復
品質
H9細胞でフローサイトメトリーにより評価済み。
フローサイトメトリー: 1.0µg/mLで使用、H9細胞でStage-specific embryonic antigen-3を検出できます。
フローサイトメトリー: 1.0µg/mLで使用、H9細胞でStage-specific embryonic antigen-3を検出できます。
関連事項
先発品:MAB4303
物理的形状
フォーマット:精製
精製ラットモノクローナルIgMκ抗体、0.05% sodium azide含有PBSに溶解。
保管および安定性
2~8°Cで受領日から1年間安定です。
その他情報
濃度:ロットに固有のデータシートを参照してください。
免責事項
メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。
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保管分類コード
10 - Combustible liquids
WGK
WGK 2
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
MAB4303-I:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
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ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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