C1613

カルベニシリン

Ready Made Solution, 100 mg/mL in ethanol/water, 0.2 μm filtered

• 別名: α-カルボキシベンジルペニシリン 溶液
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₇H₁₈N₂O₆S
• 分子量: 378.40
• MDL番号: MFCD00242604
• UNSPSCコード: 51282404
• PubChem Substance ID: 24892425
• NACRES: NA.85

特性

• 品質水準: 200
• 無菌性: 0.2 μm filtered
• 形状: liquid
• 濃度: 100 mg/mL in ethanol/water
• 溶解性: H₂O: 100 mg/mL; ethanol: 100 mg/mL
• 適合性: suitable for testing specifications (Bacteriostatic (cell type) E. Coli DH5a, result: pass)
• 抗生物質活性スペクトル: Gram-negative bacteria; Gram-positive bacteria
• 作用機序: cell wall synthesis | interferes
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC1(C)S[C@@H]2[C@H](NC(=O)C(C(O)=O)c3ccccc3)C(=O)N2[C@H]1C(O)=O
• InChI: 1S/C17H18N2O6S/c1-17(2)11(16(24)25)19-13(21)10(14(19)26-17)18-12(20)9(15(22)23)8-6-4-3-5-7-8/h3-7,9-11,14H,1-2H3,(H,18,20)(H,22,23)(H,24,25)/t9?,10-,11+,14-/m1/s1
• InChI Key: FPPNZSSZRUTDAP-UWFZAAFLSA-N

詳細

詳細

化学構造: β-ラクタム

アプリケーション

カルベニシリンは、アンピシリン耐性形質転換細胞の選択に使用できます。細胞壁整合性プロセスにおけるペニシリン感応性トランスペプチダーゼの役割を研究するために使用されます。

生物化学的／生理学的作用

カルベニシリンは、ベンジルペニシリンに関連した構造を有するアンピシリン類似体です。グラム陰性菌に対して有効ですが、グラム陽性菌に対する活性は限定的です。カルベニシリンは、細菌細胞壁の合成に関与する酵素に結合して阻害します。カルベニシリンはアンピシリンに比べてβ-ラクタマーゼに対する感受性が低いので、アンピシリン耐性細菌に対して有効です。低いpHでも優れた安定性を有しているので、スクリーニングにおける選択薬としての機能を果たします。 カルベニシリンの有効濃度：50～100μg/ml。

その他情報

容器を密閉し、暗くて換気の良い場所で保管してください。一度開封した容器は入念に再密封し、内容物が漏れないよう直立させて保存してください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H226,H317,H334
• 注意書き: P210 - P233 - P240 - P241 - P280 - P303 + P361 + P353
• 危険有害性の分類: Flam. Liq. 3 - Resp. Sens. 1 - Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): 104.0 °F - closed cup
• 引火点(℃): 40 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter