D7006

ジヒドロ葉酸

≥90%

• 別名: 7,8-ジヒドロプテロイル-L-グルタミン酸, FAH₂, ジヒドロプテロイル-L-グルタミン酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₉H₂₁N₇O₆
• CAS番号: 4033-27-6
• 分子量: 443.41
• Beilstein: 69017
• MDL番号: MFCD00083619
• UNSPSCコード: 12352106
• PubChem Substance ID: 24894068
• NACRES: NA.79

特性

• 由来生物: synthetic (organic)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥90%
• フォーム: powder
• 色: light yellow to dark yellow-orange
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: NC1=NC(=O)C2=C(NCC(CNc3ccc(cc3)C(=O)N[C@@H](CCC(O)=O)C(O)=O)=N2)N1
• InChI: 1S/C19H21N7O6/c20-19-25-15-14(17(30)26-19)23-11(8-22-15)7-21-10-3-1-9(2-4-10)16(29)24-12(18(31)32)5-6-13(27)28/h1-4,12,21H,5-8H2,(H,24,29)(H,27,28)(H,31,32)(H4,20,22,25,26,30)/t12-/m0/s1
• InChI Key: OZRNSSUDZOLUSN-LBPRGKRZSA-N
• 遺伝子情報: human ... DHFRP1(573971) ; mouse ... Dhfr(13361)

詳細

詳細

哺乳動物における食事性葉酸がジヒドロ葉酸還元酵素(DHFR)によってテトラヒドロ葉酸に変換される際の中間体です。細菌では、ジヒドロ葉酸合成酵素によって、7,8-ジヒドロプテロイン酸からジヒドロ葉酸が生成します。

アプリケーション

ジヒドロ葉酸は、ジヒドロ葉酸還元酵素（DHFR）活性のジアホラーゼ結合アッセイで使用されています。また、ジヒドロ葉酸還元酵素（DHFR）活性を測定するためのアッセイバッファーの一成分としても使用されています。

生物化学的／生理学的作用

葉酸（FA）およびジヒドロ葉酸（FAH2）はジヒドロ葉酸還元酵素の基質であり、テトラヒドロ葉酸（THF）に還元されます。生じたTHFは「1炭素」の転移を補助します。テトラヒドロ葉酸は、プリン、チミジル酸およびさまざまなアミノ酸のデノボ合成および翻訳後メチル化（エピジェネティクス）に必要です。

包装

密封アンプル入り。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves