E3889

エチレングリコール-ビス(2-アミノエチルエーテル)-N,N,N′,N′-四酢酸

for molecular biology, ≥97.0%

• 別名: Chel^™-DE, EGTA, エグタズ酸, エチレンビス(オキシエチレンニトリロ)四酢酸, グリコールエーテルジアミン四酢酸
• 化学式: [-CH₂OCH₂CH₂N(CH₂CO₂H)₂]₂
• CAS番号: 67-42-5
• 分子量: 380.35
• Beilstein: 1717370
• EC Number: 200-651-2
• MDL番号: MFCD00004291
• UNSPSCコード: 12352106
• PubChem Substance ID: 24894530
• NACRES: NA.31

特性

• グレード: for molecular biology
• 品質水準: 400
• アッセイ: ≥97.0%
• 形状: powder
• 反応適合性: reagent type: chelator
• 損失: ≤1.0% loss on drying
• mp: 241 °C (dec.) (lit.)
• その他の活性: DNAse (exonuclease), NICKase (endonuclease), RNAse, and protease, none detected
• SMILES記法: OC(=O)CN(CCOCCOCCN(CC(O)=O)CC(O)=O)CC(O)=O
• InChI: 1S/C14H24N2O10/c17-11(18)7-15(8-12(19)20)1-3-25-5-6-26-4-2-16(9-13(21)22)10-14(23)24/h1-10H2,(H,17,18)(H,19,20)(H,21,22)(H,23,24)
• InChI Key: DEFVIWRASFVYLL-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

エチレングリコール-ビス(2-アミノエチルエーテル)-N,N,N′,N′-四酢酸は、次の用途で使用されています：

• ダルベッコリン酸緩衝生理食塩水（DPBS）において細胞間結合の弱体化を誘導するため′
• 軸索ミトコンドリア変性におけるカルシウムの役割を調べるための細胞外カルシウムキレーターとして
• ウエスタンブロット分析のためにマウス粘膜細胞を溶解するための溶解バッファーの成分として

マグネシウム存在下でのカルシウムの定量に有効なキレート試薬です。

生物化学的／生理学的作用

エチレングリコール-ビス(2-アミノエチルエーテル)-N,N,N′,N′-四酢酸Aは、マグネシウムの存在下でカルシウムを測定するためのキレート剤です。

エチレングリコール四酢酸（EGTA）は、カルシウム（Ca²⁺）を1：1の比でキレートできます。血液100 mLあたり1 gで溶解すると、抗凝固剤として機能します。EGTAは、各Ca²⁺ チャネルのナノドメインにおける小胞放出を妨げます。この金属キレーターは、プソイドリシンの活性を阻害できます。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)