G6782

(−)-ガロカテキン ガラート

from green tea, ≥98% (HPLC)

• 別名: (2S,3R)-2-(3,4,5-トリヒドロキシフェニル)-3,4-ジヒドロ-1(2H)-ベンゾピラン-3,5,7-トリオール 3-(3,4,5-トリヒドロキシベンゾアート)
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₂H₁₈O₁₁
• CAS番号: 4233-96-9
• 分子量: 458.37
• MDL番号: MFCD00214298
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24895275
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: green tea
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• アプリケーション: metabolomics; vitamins, nutraceuticals, and natural products
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: Oc1cc(O)c2C[C@@H](OC(=O)c3cc(O)c(O)c(O)c3)[C@@H](Oc2c1)c4cc(O)c(O)c(O)c4
• InChI: 1S/C22H18O11/c23-10-5-12(24)11-7-18(33-22(31)9-3-15(27)20(30)16(28)4-9)21(32-17(11)6-10)8-1-13(25)19(29)14(26)2-8/h1-6,18,21,23-30H,7H2/t18-,21+/m1/s1
• InChI Key: WMBWREPUVVBILR-NQIIRXRSSA-N

詳細

詳細

(−)-ガロカテキンガレートはガロイル基を有するポリフェノール化合物です。一般的な茶カテキンであるエピガロカテキンガレートのエピマー化型です。茶カテキンのエピマー化は、一般に熱処理または低温殺菌プロセスで行います。

アプリケーション

(−)-ガロカテキンガレートは、以下の用途に使用されています：

• 組換えLactobacillus plantarumタンナーゼ酵素のタンナーゼ活性アッセイを実施するため
• HIV-1インテグラーゼ活性に対するその阻害活性を検討するため
• ラット肝臓におけるコレステロール代謝に対するその調節機序を検討するため
• ヒト精子に対するポリフェノールとしてのその作用を解析し、補助生殖技術におけるそのアプリケーションを検討するため
• 細胞プリオンタンパク質（PrP^C）のストレス防御活性およびスクレイピープリオンタンパク質（PrP^Sc）の生成における干渉を検討するため

生物化学的／生理学的作用

茶カテキン様(−)-ガロカテキンガレートは、抗ウイルス活性、抗酸化活性、抗変異原性、および抗肥満活性が知られています。ヒト免疫不全ウイルス-1（HIV-1）インテグラーゼとウイルスDNAの相互作用を阻害することによって、HIV-1インテグラーゼ阻害活性を示します。GCGは、腸管出血性Escherichia coli（大腸菌）によるベロ毒素（VT）の放出に対する阻害作用も示します。GCGは、コレステロール吸収に阻害作用を示し、血漿中コレステロールの減少、すなわちアテローム性硬化症の予防に茶カテキンよりも有効であることが示されています。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves