T3258

テトラサイクリン

98.0-102.0% (HPLC)

• 別名: Tetracycline Hydrate
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₂H₂₄N₂O₈ · xH₂O
• CAS番号: 60-54-8
• 分子量: 444.43 (anhydrous basis)
• Beilstein: 2230417
• EC Number: 200-481-9
• MDL番号: MFCD00151232
• UNSPSCコード: 51284017
• PubChem Substance ID: 24900120
• NACRES: NA.85

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: 98.0-102.0% (HPLC)
• 形状: powder or crystals
• 保管条件: (Keep container tightly closed in a dry and well-ventilated place. Keep in a dry place.)
• 色: faint yellow to dark yellow
• 抗生物質活性スペクトル: Gram-negative bacteria; Gram-positive bacteria
• 作用機序: protein synthesis | interferes
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: CN(C)[C@H]1[C@@H]2C[C@H]3C(=C(O)[C@]2(O)C(=O)C(C(N)=O)=C1O)C(=O)c4c(O)cccc4[C@@]3(C)O
• InChI: 1S/C22H24N2O8/c1-21(31)8-5-4-6-11(25)12(8)16(26)13-9(21)7-10-15(24(2)3)17(27)14(20(23)30)19(29)22(10,32)18(13)28/h4-6,9-10,15,25,27-28,31-32H,7H2,1-3H3,(H2,23,30)/t9-,10-,15-,21+,22-/m0/s1
• InChI Key: OFVLGDICTFRJMM-WESIUVDSSA-N
• 遺伝子情報: human ... CYP1A2(1544) , TERT(7015)

詳細

詳細

化学構造：テトラサイクリン

生物化学的／生理学的作用

作用機序：テトラサイクリンは受動的に細胞膜中のタンパク質チャネルを通して拡散し、30Sリボソームに結合し、mRNA-リボソーム複合体上の受容体部位へのアミノアシルtRNAのアクセスを妨げることにより、タンパク質合成を阻害します。またテトラサイクリンは、細菌の50Sリボソームサブユニットに結合し、膜を変化させ、菌体からの細胞内成分の漏出も引き起こします。阻害効果が洗浄により回復することから、テトラサイクリンは可逆的に結合する抗生物質であり、非可逆的に結合する薬剤ではないこと、これが抗細菌作用の原因であることが示唆されます。

耐性の機序細胞壁の浸透性が消失することで効果は不活性化されます。

抗菌性スペクトル：グラム陽性およびグラム陰性細菌に対し広範囲な抗菌活性を持ちます。

その他情報

容器は、乾燥した換気の良い場所にしっかり密閉して保管してください。乾燥した場所に保管してください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07,GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H361fd,H411
• 注意書き: P202 - P264 - P270 - P273 - P301 + P312 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 2 - Repr. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves