コンテンツへスキップ
Merck

V5255

Sigma-Aldrich

モノクロナール抗ビメンチン マウス宿主抗体

clone VIM-13.2, ascites fluid

別名:

Anti-F5H288

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
12352203
NACRES:
NA.41

由来生物

mouse

品質水準

結合体

unconjugated

抗体製品の状態

ascites fluid

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

VIM-13.2, monoclonal

化学種の反応性

chicken, rat, human, rabbit, frog, mouse

テクニック

indirect immunofluorescence: 1:200 using cultured chicken fibroblasts
western blot: 1:500 using human fibroblasts cell extract

アイソタイプ

IgM

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

保管温度

−20°C

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

human ... VIM(7431)
mouse ... Vim(22352)
rat ... Vim(81818)

詳細

ビメンチンは、53 kDのタイプIII中間径フィラメントで、乳房筋上皮細胞、骨細胞、皮膚のランゲルハンス細胞、シュワン細胞、星状細胞(アストロサイト)で発現しています。モノクローナル抗ビメンチン抗体は、線維芽細胞、内皮細胞、リンパ組織、メラニン形成細胞におけるビメンチンの局在化を調べるための凍結組織切片の免疫蛍光標識において使用できます。またウェスタンブロッティングにも使用できます。マウス抗ビメンチン抗体は、ビメンチンと特異的に反応します。本製品は、培養ニワトリ線維芽細胞とも最高の反応性が確認されており、ヒトやマウスの細胞や組織とも反応します。このタンパク質モノマーは、α-ヘリックス構造の棒状ドメインとその両端にある頭部ドメインと尾部ドメインで構成されています。VIM遺伝子は、染色体10p13にマッピングされています。

免疫原

ヒト包皮繊維芽細胞。

アプリケーション

抗ビメンチンモノクローナル抗体は、以下に使用されています:
  • 間葉系の正常および病理組織におけるビメンチンの局在の、免疫細胞化学。
  • イムノブロッティングにも使用できます
  • 免疫蛍光
  • さらに、抗ビメンチン抗体は、肉腫、リンパ腫、およびメラノーマに由来する腫瘍および転位部位の区別にも使用できます。

生物化学的/生理学的作用

ビメンチンは、細胞の形状や運動性の維持において不可欠な役割を担っています。また、間葉系細胞の機械的ストレスに対する耐性ももたらします。ビメンチンは、線維芽細胞の運動性を誘発し、創傷治癒プロセスを促進します。ビメンチンフィラメントは、細胞骨格繊維系の一部を形成するため、細胞小器官を支えて固定し、また細胞完全性も維持します。ビメンチンは、がん細胞の発生、進行、転移、および上皮間葉転換のプロセスに関連しているため、腫瘍発生に寄与しています。この遺伝子の上方制御は、前立腺がん、胃腸腫瘍、肺がん、乳がん、CNS腫瘍、悪性黒色腫などさまざまながんにおいて確認されてます。

その他情報

この製品は、細胞培養ハイブリドーマを使用して生産された精製製品です。
SAB4200716抗ビメンチン抗体、ハイブリドーマ細胞培養物から生成したマウスモノクローナル
クローンVIM-13.2

免責事項

当社のカタログまたは製品に添付された当社のその他の文書に別段の記載がない限り、当社の製品は研究にのみ使用することを意図しており、無許可での商用使用、in vitro診断での使用、ex vivoもしくはin vivo治療での使用、または人間もしくは動物でのあらゆるタイプの消費もしくは適用など、その他の目的には使用しないでください。

適切な製品が見つかりませんか。  

製品選択ツール.をお試しください

保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

V5255-100UL:
V5255-BULK:
V5255-.5ML:
V5255-.2ML:
V5255-VAR:
V5255-1VL:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Tine Van Bergen et al.
Journal of cellular and molecular medicine, 17(12), 1632-1643 (2013-10-15)
Excessive post-operative wound healing with subsequent scarring frequently leads to surgical failure of glaucoma filtration surgery (trabeculectomy). We investigated the hypothesis that placental growth factor (PlGF) plays a role in post-operative scar formation, and that it therefore may be a
A novel role of vimentin filaments; binding and stabilization of collagen mRNAs.
Challa A A and Stefanovic B
Molecular and Cellular Biology (2011)
Lateral association and elongation of vimentin intermediate filament proteins: a time-resolved light-scattering study.
Lopez C G, et al.
Proceedings of the National Academy of Sciences of the USA, 113(40), 11152-11157 (2016)
Lung cancer exosomes as drivers of epithelial mesenchymal transition.
Rahman M A, et al.
Oncotarget, 7(34), 54852-54852 (2016)
Yvonne Ting-Chun Yu et al.
Journal of biomedical science, 23, 14-14 (2016-01-24)
Severe acute respiratory syndrome coronavirus (SARS-CoV) caused a global panic due to its high morbidity and mortality during 2002 and 2003. Soon after the deadly disease outbreak, the angiotensin-converting enzyme 2 (ACE2) was identified as a functional cellular receptor in

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)