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11-アミノ-1-ウンデカンチオール塩酸塩

97%

• 別名: AUT, 11-アミノウンデカンチオール塩酸塩, 11-メルカプトウンデシルアミン, MUAM
• 化学式: HSCH₂(CH₂)₉CH₂NH₂ · HCl
• CAS番号: 143339-58-6
• 分子量: 239.85
• MDL番号: MFCD09836217
• UNSPSCコード: 12352103
• PubChem Substance ID: 329760590
• NACRES: NA.23

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: 97%
• 形状: solid
• mp: 120-170 °C
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: Cl[H].NCCCCCCCCCCCS
• InChI: 1S/C11H25NS.ClH/c12-10-8-6-4-2-1-3-5-7-9-11-13;/h13H,1-12H2;1H
• InChI Key: LOQACAFAHHWTBJ-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

11-アミノ-1-ウンデカンチオール塩酸塩（AUT）は、11回折り畳み分子を持つアルカンチオールであり、アミノ基とナノ粒子表面の間に自己組織化単分子層（SAM）を形成します。

アプリケーション

水環境中の高伝染性ノロウイルスを検出およびブロックできる二機能膜を作製するために、AUTがTiおよびAu基質上で使用されました。AUTは誘電性修飾電界効果トランジスタ（DMFET）上にSAMを形成でき、これはバイオセンシングでタンパク質-リガンド結合を検出するためにナノギャップ中に生体分子系を配列する目的で使用されます。また、AUTは量子ドット（QD）とフラーレンヘテロ二量体（FMH）を結合させることで電子的カップリングを改善するリンカーとして使用できます。
また、フェロセン誘導体のレドックス反応に対する末端基の作用をボルタメトリック法を用いて研究するために、AUTを金電極上で自己組織化させることが可能です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves