A2942

Amphotericin B

solution, suitable for cell culture, BioReagent

• 別名: Amphotericin, Fungizone
• 実験式（ヒル表記法）: C₄₇H₇₃NO₁₇
• CAS番号: 1397-89-3
• 分子量: 924.08
• MDL番号: MFCD00877763
• UNSPSCコード: 12352207
• PubChem Substance ID: 24890711
• NACRES: NA.76

特性

• 製品名: アムホテリシンB 溶液, 250 μg/mL in deionized water, 0.1 μm filtered, BioReagent, suitable for cell culture
• 品質水準: 200
• 無菌性: 0.1 μm filtered
• 製品種目: BioReagent
• フォーム: liquid
• 濃度: 250 μg/mL in deionized water
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 色: yellow
• 抗生物質活性スペクトル: fungi; yeast
• 作用機序: cell membrane | interferes
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [H][C@]12C[C@@H](O[C@@H]3O[C@H](C)[C@@H](O)[C@H](N)[C@@H]3O)\C=C\C=C\C=C\C=C\C=C\C=C\C=C\[C@H](C)[C@@H](O)[C@@H](C)[C@H](C)OC(=O)C[C@H](O)C[C@H](O)CC[C@@H](O)[C@H](O)C[C@H](O)C[C@](O)(C[C@H](O)[C@H]1C(=O)O[Na])O2
• InChI: 1S/C47H73NO17/c1-27-17-15-13-11-9-7-5-6-8-10-12-14-16-18-34(64-46-44(58)41(48)43(57)30(4)63-46)24-38-40(45(59)60)37(54)26-47(61,65-38)25-33(51)22-36(53)35(52)20-19-31(49)21-32(50)23-39(55)62-29(3)28(2)42(27)56/h5-18,27-38,40-44,46,49-54,56-58,61H,19-26,48H2,1-4H3,(H,59,60)/b6-5+,9-7+,10-8+,13-11+,14-12+,17-15+,18-16+/t27-,28-,29-,30+,31+,32+,33-,34-,35+,36+,37-,38-,40+,41-,42+,43+,44-,46-,47+/m0/s1
• InChI Key: APKFDSVGJQXUKY-INPOYWNPSA-N

詳細

詳細

アムホテリシンBは、親水性ポリヒドロキシル鎖1本と親油性ポリエンをベースとする炭化水素鎖1本を有する大環状ラクトンです。

アプリケーション

アムホテリシンB溶液は以下の用途に使用されています：

• マウスのAspergillus fumigatus（アスペルギルス・フミガーツス）感染の治療ための腹腔内注射剤として
• 中国のメリノの雌羊の卵巣を培養するための吸引培地の成分として
• ウマの黄体採取中の輸送培地の成分として
• マウス－マウスB細胞ハイブリドーマ55-6細胞株を培養するためのPRMI培地のサプリメントとして

生物化学的／生理学的作用

アムホテリシンBは、全身的な真菌感染の治療に臨床的に使用される、Streptomyces（ストレプトマイセス）sp.由来のポリエン系の抗真菌抗生剤です。真菌および細菌の細胞膜のステロール、特にエルゴステロールに対して高い親和性を有します。 抗真菌での細胞培養の維持に通常使用される濃度は2.5 mg/Lであり、ペニシリンおよびストレプトマイシンと共に培地に添加して使用します。

アムホテリシンBは、真菌や酵母に対して最も効果的です。本製品は、膜を伴うステロールと結合することによって膜貫通路を形成し、その結果として、低分子物質の漏出を誘導します。アムホテリシンBは、真菌症の治療に対する有効な抗生剤ですが、毒性も発現します。

包装

20、50、100 mL

構成

本製品は、脱イオン水に溶解された250 μg/mLのアムホテリシンB溶液として提供されます。アムホテリシンBを含む溶液であり、溶解性を向上するために以下の成分を含みます：デオキシコール酸ナトリウム、塩化ナトリウム、およびリン酸ナトリウム。

注意

アムホテリシンBは、37°Cでの培養において3日間活性を維持します。

調製ノート

通常、本物質が水溶液中に沈殿を形成することはありません。 溶液を混合することで大抵の沈殿は再溶解できますが、完全に溶解できない場合でも、アムホテリシンBはまだ使用できます。

その他情報

容器の蓋をしっかりと閉め、乾燥した風通しの良い場所で保管してください。感光性。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)