N1638

ナイスタチン懸濁液

suspension, non-animal origin, suitable for cell culture, BioReagent

• 別名: Fungicidin, Mycostatin
• CAS番号: 1400-61-9
• UNSPSCコード: 12352207
• PubChem Substance ID: 24897511
• NACRES: NA.76

特性

• 製品名: ナイスタチン懸濁液, suspension, 10,000 unit/mL in DPBS, BioReagent, suitable for cell culture
• 製品種目: BioReagent
• 品質水準: 200
• フォーム: suspension
• 濃度: 10,000 unit/mL in DPBS
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: endotoxin, tested
• 色: yellow
• 抗生物質活性スペクトル: fungi; yeast
• 作用機序: cell membrane | interferes
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: C[C@@H]1OC(=O)C[C@H](O)C[C@H](O)C[C@H](O)CC[C@@H](O)[C@H](O)C[C@]2(O)C[C@H](O)[C@H]([C@H](C[C@@H](O[C@@H]3O[C@H](C)[C@@H](O)[C@H](N)[C@@H]3O)\C=C\C=C\C=C\C=C\CC\C=C\C=C\[C@H](C)[C@@H](O)[C@@H]1C)O2)C(O)=O
• InChI: 1S/C47H75NO17/c1-27-17-15-13-11-9-7-5-6-8-10-12-14-16-18-34(64-46-44(58)41(48)43(57)30(4)63-46)24-38-40(45(59)60)37(54)26-47(61,65-38)25-36(53)35(52)20-19-31(49)21-32(50)22-33(51)23-39(55)62-29(3)28(2)42(27)56/h5-6,8,10-18,27-38,40-44,46,49-54,56-58,61H,7,9,19-26,48H2,1-4H3,(H,59,60)/b6-5+,10-8+,13-11+,14-12+,17-15+,18-16+/t27-,28+,29-,30+,31+,32+,33+,34-,35+,36+,37-,38-,40+,41-,42+,43+,44-,46-,47+/m0/s1
• InChI Key: VQOXZBDYSJBXMA-QEKUPDCNSA-N

詳細

詳細

化学構造：ポリエン

アプリケーション

ナイスタチン懸濁液は次の用途で使用されています。

• カベオリン媒介エンドサイトーシス,を阻害するため。
• イーグル最小必須培地（EMEM）の成分として。′
• 乳酸菌（LAB）を計数するため。
• 細胞培養のコンタミネーションの予防、およびトール様受容体2（TLR2）発現THP1細胞におけるインターロイキン（IL）-1、IL-8および腫瘍壊死因子aの分泌の誘導。

本製品を細胞培養に利用するときは、24 mL/Lで使用することを推奨します。

生物化学的／生理学的作用

ナイスタチンはポリエン広域抗生物質で、脂質ラフトの微小構造を修飾します。真核生物の細胞膜上に存在するコレステロールを捕捉できます。ナイスタチンは、サイトカインシグナル伝達、リンパ球活性化および病原体認識を通じて免疫応答を調節します。

注意

本製品は37°Cで3日間安定します。

調製ノート

0.1μでろ過済み、細胞培養検査済みです。

その他情報

ナイスタチン懸濁液のパックサイズには20 mLと100 mLがあります。
容器を密閉し、暗くて換気の良い場所で保管してください。一度開封した容器は入念に再密封し、内容物が漏れないよう直立させて保管してください。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable