D1377

2,6-ジアミノピメリン酸

≥98% (TLC), suitable for thin layer chromatography (TLC)

• 別名: 2,6-ジアミノヘプタン二酸
• 化学式: HOOCCH(NH₂)(CH₂)₃CH(NH₂)COOH
• CAS番号: 583-93-7
• 分子量: 190.20
• Beilstein: 1787719
• EC Number: 209-524-6
• MDL番号: MFCD00002637
• UNSPSCコード: 12352209
• PubChem Substance ID: 24893417
• NACRES: NA.26

特性

• 製品名: 2,6-ジアミノピメリン酸, ≥98% (TLC)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (TLC)
• フォーム: powder
• テクニック: thin layer chromatography (TLC): suitable
• 色: white to off-white
• mp: ~295 °C (dec.) (lit.)
• アプリケーション: peptide synthesis
• SMILES記法: NC(CCCC(N)C(O)=O)C(O)=O
• InChI: 1S/C7H14N2O4/c8-4(6(10)11)2-1-3-5(9)7(12)13/h4-5H,1-3,8-9H2,(H,10,11)(H,12,13)
• InChI Key: GMKMEZVLHJARHF-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

2,6-ジアミノピメリン酸は細菌で産生され、細胞壁の構成要素です。また、これは高等植物によっても合成されます。

アプリケーション

2,6-ジアミノピメリン酸（DAP）は、以下の用途に使用されています：

• Bacillus subtilis（枯草菌）をスクリーニングするためのグルコース最小培地の栄養補助剤として(44)
• 大腸菌形質転換体をスクリーニングするための溶原性ブロス（LB）寒天の構成要素として(45)
• Streptomyces株のDAPアイソフォームを特性解析するための薄層クロマトグラフィーにおける標準品として(46)

生物化学的／生理学的作用

2,6-ジアミノピメリン酸は微生物の代謝に不可欠であり、微生物タンパク質を定量するためのマーカーになり得ます。これは高感度で信頼性の高いマーカーであり、主にグラジエント高速液体クロマトグラフィー（HPLC）を用いて定量されます。

その他情報

LL-, DD-およびメソ異性体の混合物。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319,H335
• 注意書き: P261 - P264 - P271 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves