GALS

β-ガラクトシダーゼレポーター遺伝子染色キット

• 別名: β-ガラクトシダーゼ, LacZ
• UNSPSCコード: 12161503
• NACRES: NA.32

特性

• 使用法: kit sufficient for 100 tests (using a 3.5 cm dish)
• 品質水準: 200
• テクニック: microbe id | staining: suitable
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

β-ガラクトシダーゼ（β-gal）は、X-galからガラクトースと5-ブロモ-4-クロロ-3-ヒドロキシインドールへの変換を触媒します。β-galの機能は、フェリシアン化カリウムまたはフェロシアニドの存在下で生じる二量体5-ブロモ-4-クロロ-3-ヒドロキシインドールの青色沈殿により間接的に測定されます。比色検出法には、O-ニトロフェニル-β-D-ガラクトピラノシド（ONPG）など、他のβ-gal基質も使用されています。β-galはコスト効率が高く、シンプルな標準的レポーターシステムです。ガラクトシダーゼレポーター遺伝子染色キットは、β-ガラクトシダーゼ遺伝子LacZを発現しているプラスミドを形質移入した細胞のパーセンテージを求める方法となります。また、組織切片におけるレポーター遺伝子の特異的発現を可視化して顕微鏡で観察するために使用できます。

アプリケーション

β-ガラクトシダーゼレポーター遺伝子染色キットは、動物細胞または次のような組織の組織化学的染色に使用されています。

• 組織酵素学的研究における脳サジタル切片の染色
• β-ガラクトシダーゼレポーター遺伝子アッセイにおける膵臓または結腸の切片の染色
• マウス E10.5 -11.5胚および胚切片の染色

その他情報

本キットに用いている基質はX-Gal(5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリルβ-D-ガラクトピラノシド)で、トランスフェクションした細胞や組織をインディゴブル-に染色します。LacZを発現するトランスフェクションした細胞の割合の決定や、組織切片でのレポ-タ-遺伝子発現を顕微鏡観察する際に用います。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS06,GHS08,GHS05
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H226,H302 + H312,H314,H317,H331,H334,H335,H341,H350,H412
• 注意書き: P210 - P273 - P280 - P303 + P361 + P353 - P304 + P340 + P310 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Inhalation - Acute Tox. 4 Dermal - Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 3 - Carc. 1B - Eye Dam. 1 - Flam. Liq. 3 - Muta. 2 - Resp. Sens. 1 - Skin Corr. 1B - Skin Sens. 1 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 補足的ハザード: EUH032
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• 引火点(°F): 132.8 °F
• 引火点(℃): 56 °C