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Merck

O4000

Sigma-Aldrich

塩化オキシチアミン 塩酸塩

≥95% (HPLC)

別名:

5-(2-ヒドロキシエチル)-3-(4-ヒドロキシ-2-メチル-5-ピリミジニルメチル-4-メチルチアゾリウムクロリド

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C12H16ClN3O2S · HCl
CAS番号:
分子量:
338.25
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352116
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.79

品質水準

アッセイ

≥95% (HPLC)

フォーム

powder

テクニック

HPLC: suitable

white to off-white

保管温度

−20°C

SMILES記法

CC(N1)=NC=C(C[N+]2=CSC(CCO)=C2C)C1=O.Cl.[Cl-]

InChI

1S/C12H16N3O2S.2ClH/c1-8-11(3-4-16)18-7-15(8)6-10-5-13-9(2)14-12(10)17;;/h5,7,16H,3-4,6H2,1-2H3,(H,13,14,17);2*1H

InChI Key

QHUYPZVMEJLSEB-UHFFFAOYSA-N

詳細

オキシチアミンはチアミン代謝拮抗物質であり、食事を介するその供給源は、酸性チアミンの豊富な食品を摂取することにより得られます。

アプリケーション

オキシチアミンクロリド塩酸塩は以下の用途に適しています。
  • 赤血球中のピロリン酸オキシチアミン(OTPP)の定量を目的とした液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC-MS/MS)において検量線を作成するための標準物質として
  • ヒト乳腺上皮細胞(HMEC)および乳癌細胞株におけるチアミン輸送阻害剤として
  • オキシチアミンHピクロロン酸塩の合成に

生物化学的/生理学的作用

オキシチアミン(OT)は、チアミンアンタゴニストです。OTはトランスケトラーゼ阻害剤であり、抗転移の機序、特にメタロプロテイナーゼ(MMP)に関わる機序の研究に使用されています。OTは、ヒト肝細胞癌細胞(HCC)のソラフェニブに対する感受性をかなり高め、腫瘍抑制に有利に働きます。
オキシチアミンは、トランスケトラーゼを阻害します。この酵素は、ペントースリン酸経路の非酸化的経路を制御しています。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

O4000-500MG:
O4000-25G:
O4000-5G:
O4000-1G:
O4000-BULK:
O4000-VAR:


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