T8660

Anti-β-Tubulin III Antibody

mouse monoclonal, SDL.3D10

• 別名: Anti-CDCBM, Anti-CDCBM1, Anti-CFEOM3, Anti-CFEOM3A, Anti-FEOM3, Anti-TUBB4, Anti-beta-4
• MDL番号: MFCD01323870
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41

特性

• 製品名: モノクロナール抗β-チューブリンIII マウス宿主抗体, clone SDL.3D10, ascites fluid
• 由来生物: mouse
• 品質水準: 200
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: ascites fluid
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: SDL.3D10, monoclonal
• 含みます: 15 mM sodium azide
• 化学種の反応性: bovine, rat, human, boar
• 包装: antibody small pack of 25 μL
• 強化検証: knockout; Learn more about Antibody Enhanced Validation
• テクニック: indirect ELISA: suitable; western blot: 1:400 using a rat brain extract
• アイソタイプ: IgG2b
• UniProtアクセッション番号: Q13509
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... TUBB3(10381) ; rat ... Tubb3(246118)

詳細

詳細

チューブリンβ 3クラスIII（TUBB3）はβ-チューブリンIIIとも呼ばれ、ヒト染色体16q24.3にマッピングされた遺伝子によってコードされています。TUBB3タンパク質の発現はニューロンに限定されます。

モノクローナル抗μチューブリンアイソタイプIII（マウスIgG2bアイソタイプ）は、マウス骨髄腫細胞およびBALB/cマウス脾細胞の融合により作成されたSDL.3D10ハイブリドーマ由来抗体です。

特異性

抗体はβ-チュ-ブリンアイソタイプIIIに存在するエピト-プを特異的に認識します。他のチュ-ブリンアイソタイプとの交差反応性は観察されていません。タウまたはMAP2とチュ-ブリンで再構成を行う際、抗体により微小管集合を刺激することができます。

免疫原

ヒトβ-チュ-ブリンアイソタイプIIIのC末端配列に相当する合成ペプチドのBSA結合体。

アプリケーション

また、本化合物は免疫蛍光分析に使用されています。

マウスで産生したモノクローナル抗β-チューブリンIII抗体は、以下の研究で使用されています：

• 免疫細胞染色。
• フローサイトメトリー：
• 免疫ブロット法。

生物化学的／生理学的作用

チューブリンβ3クラスIII（TUBB3）は、神経系の発生と軸索ガイダンスに極めて重要な役割を担っています。タンパク質をコードする遺伝子の変異は、眼球運動疾患、3型先天性外眼筋線維症（CFEOM3）、およびさまざまな神経学的症候群につながります。タンパク質発現の変化は微小管動態と微小管-キネシン相互作用に影響を与えます。TUBB3発現の増加は腫瘍組織で観察されます。TUBB3発現が減少することは、皮膚悪性黒色腫の予後不良の重要なマーカーと考えることができます。TUBB3は腫瘍組織の浸潤性増殖の抑制に関わるため、抗がん剤開発の潜在的な標的と考えられます。

その他情報

2024 CiteAb Award Winner for Supplier Succeeding in Parkinson′s Research

免責事項

製品に同封された当社のカタログまたは他社の文書で特記しない限り、当社製品は研究専用であり、他の目的で使用することを意図したものではありません。他の目的には、無許可の商業的使用、in vitro診断への使用、ex vivoまたはin vivo治療への使用、またはすべての種類のヒトまたは動物への消費および使用が含まれますが、これに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable